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★話には気持ちや考えがそのまま表れる
「もっと上手に話せるようになりたいなぁ」
「みんなの前で話す時、あがらないようになりたいなぁ」
こんな風に思っている人は多いと思います。
日本話し方センターのベーシックコースや2日間集中コースを受講してトレーニングを受けていただければ、話し方は確実に上達していただけます。
しかし、私たちは『話の仕方』が上手になるだけでは、勿体ないと思っています。
話をする目的は、相手に話に納得・共感してもらい、場合によっては言った通りに行動してもらうことです。
そのためには、気持ちの持ち方や考え方も、人に共感してもらえるようなものにせねばなりません。
話には、自分の気持ちや考えがそのまま表れるからです。
今回は、この物事に対する考え方についてお話したいと思います。

★仕事を頼まれた際の反応
あなたは会社のマネジャーだとします。
部下のAさんとBさんに同じ仕事を頼んだ際、二人からは下のような反応がありました。
Aさん「いや、私は明日が期限の仕事が3つあるので、その仕事をするのは難しいです」
Bさん「他のメンバーは手一杯なので、私が引き受けた方がいいですね。でも、私は明日期限の仕事が3つありますので、今のままでは難しいです。他の仕事の期限を調整してもらうことはできますか?」
あなたはどちらに好感を持つでしょうか。
問われるまでもなくBさんですよね。
あなたは、Aさんには「自分の仕事しか考えていない、自分勝手な人だな」という印象を持ち、今後は余り仕事を頼まないようにしようと思うでしょう。
一方、Bさんには、周りのことに配慮して仕事をしていることが感じられ、あなたも進んで他の仕事を調整しようという気になるに違いありません。
そして、これからもBさんに仕事を依頼しよう、相談しよう、という気になるでしょう。
AさんとBさんは明らかに仕事に対するスタンスが違います。
では、何が違うのでしょうか。
私はBさんにはAさんにはない『リーダーシップ』があるのだと思っています。
★リーダーシップはメンバー全員が発揮すべきもの
部下という立場のAさん、Bさんに『リーダーシップ』があるのかな、と思われた方もいるでしょう。
ここでいうリーダーシップは、私たちが普通に使っている意味とは少し異なります。
私はリーダーシップを、そのチームに関することを全て『自分事』としてとらえる考え方、という意味で使っています。
そのチームが何をなすべきかを全メンバーが共有し、それぞれの役割を分担して遂行します。
そして、それぞれのメンバーがチーム全体のことを考えて仕事のやり方を提案したり議論したりします。
解決すべき課題が発生した場合、「それは私の仕事ではない」とは考えず、「その課題を解決するために、今、私の立場で何をするのがチームにとってベストか」を考えます。
チーム全員がこの意味でのリーダーシップを発揮すれば、非常に高いパフォーマンスを発揮できます。

★リーダーシップは話し方においても非常に重要
ところで、この「リーダーシップ」は、話をする上で非常に重要です。
リーダーシップが感じられる話し方をすれば、周りの人はあなたのことを
「いつもこのチームのことを考えて行動している」
と大きな信頼を寄せてくれるはずです。
先に述べたように、話にはあなたの考えや気持ちがストレートに現れます。
その考えや気持ちが自分勝手なものだと、相手にもそれがすぐにわかってしまいます。
そうなると、あなたが話をしても
「どうせ自分勝手なことを言うんだよね、この人は」
と、誰も聞いてくれなくなるでしょう。
そういう意味で、上に述べたリーダーシップは伝わる話をする上で非常に大切なのです。
ところで、リーダーシップを持って話す、と言っても、すべてのことを「私がやります」と自分が背負い込むことではありません。
どうすればその問題が解決するか、ということを考え、自身が実行すること、他の人にやってもらいたいことなどを具体的に話すことが重要なのです。
しかし、「こうすればいいんじゃない?」というだけでは評論家的に受け取られてしまいます。
「こうしましょう。どうですか?」というように、一緒にやりましょう、という表現で話すと、周りの人の受け取り方も格段に良いものになるでしょう。
★ベーシックコースでは心の持ち方も学べます!
上で述べたように、話をする際の心の持ち方はコミュニケーションを取る上でとても重要です。日本話し方センターのベーシックコースや2日間集中コースでは、このことを強く意識したカリキュラムを提供しています。その効果は多くの受講生が実感されています。ぜひ「受講者の声」をご覧ください!