私たちの話し方教室の受講生から、

「社内やお客様先でプレゼンをするのですが、あがってしまうし思うように話せないんです」

という話をよく聞きます。

職種にもよりますが、社内外問わずプレゼンの機会は数多くある、という人が増えてきているように感じています。

また、大学生もゼミでプレゼンを行うことが多くなっているようです。

今や、プレゼンスキルは社会人にとって必須のものになりつつあります。

 

ところで、プレゼンというと多くの人は、話す内容や話の仕方に意識を向けるようです。

しかし、話は意外に、目で見られる部分が大きな影響力を持ちます。

つまり、話す態度がプレゼンの成否に大きく関わっているのです。

そこで、今回はプレゼンをする際に気をつけるべき『話す態度』について解説します。

目次

★ 目線に気をつける

気をつけたいことの1つ目は、『目線』です。

プレゼンをしていて、プロジェクタなどの画面をずっと見たまま話をする人をよく見かけます。

こうした話し方は、聞き手にしてみれば自分を無視された感じがして、決して気持ちのいいものではありません。

どのような場面でも、話す時は聞き手にしっかりと体と顔を向けるのが基本中の基本です。

しかし、プレゼンが苦手な人は、「よくわからないなぁ」という顔を見るのが怖いので、聞き手の顔を見ようとしません。

これでは聞き手は「自分たちを無視している上に話もよくわからない」と、ますます印象が悪くなってしまいます。

苦手意識があっても聞き手の方をしっかりと見て話をすれば、少なくともその一所懸命さは伝わります。

ぜひ聞き手の方に体を向けて、しっかりと顔を見て話をしてください。

 

★資料を読み上げることに気をつける

気をつけたいことの2つ目は、『資料を読み上げること』です。

プロジェクターやモニターで資料を投影しながら説明する場合に、投影資料に書いていないことばかり話す人がいます。

説明者にしてみれば、書いてあることをそのまま読み上げるだけでは価値がない、と思えるのかも知れません。

しかし、説明を聞き手はその資料をその場で初めて見ています。

資料に書いていないことを説明されると、資料を読めばいいのか説明を聞けばいいのか、戸惑ってしまいます。

そして、結局どちらも理解できなかったということになってしまいます。

これでは、プレゼンが成功したとは言えません。

まず資料に書かれていることをきちんと説明し、その上で必要な補足説明などを行うようにしましょう。

★ 聞き手の表情に気をつける

そして、気をつけたいことの3つ目は、『聞き手の表情』です。

プレゼンの目的は、プレゼンの内容を聞き手に理解し、納得、共感してもらうことです。

そのためには、聞き手に説明を順番に理解してもらわねばなりません。

途中でわからない箇所が出てくると、聞き手はその先の説明が理解できなくなってしまいます。

従って、自分の説明が理解されているか、確認しながら話を進める必要があります。

説明しながら聞き手の表情やうなずきの度合いなどをよく見ましょう。

そして、途中で

「ここまでは宜しいでしょうか?」

「ここまででご不明な点などはございますか?」

などと確認しながら話を進めるとよいでしょう。

 

★事前の準備に気をつける

 

上に述べた3つのポイントは、理解はできてもすぐに実行することは難しいかも知れません。

人の振る舞いは、体に染みついているので、すぐに変えることは思った以上に難しいものです。

しかし、プレゼンは知識ではなくスキルですので、「わかる」のではなく「できる」にならなくてはなりません。

そのためには3つのポイントを意識して、繰り返しリハーサルを行ってください。

自分が納得できるまで手を抜かずに練習してください。

そうすれば以前とは違うプレゼンができるはずです。

★話し方を基礎から学びましょう!

今回はプレゼンで気をつけるべきポイントを、話す態度を中心に解説しました。

プレゼンで留意すべき話の仕方には触れませんでしたが、プレゼンで気をつけるべき話し方は、プレゼン以外の場で話す際に気をつけることと同じです。

例えば、「ゆっくり話す」「間を取って話す」「アイコンタクトを取る」など。

それらはベーシックコース2日間集中コースでしっかりと学んでいただけます。

プレゼンでも、スピーチでも、その他のビジネスシーンでも相手にきちんと伝わる話し方を学びたい、と思っておられる方は、ぜひ受講をご検討ください!