在宅勤務が定着した結果、最近では人と話をする場面がリアルとオンラインが半々くらいという人も多いのではないでしょうか。私はセミナーの講師を務める際もオンラインで行うことが増えてきました。オンラインで話をする場合はリアルと環境が異なりますので、少し違う話し方を意識せねばなりません。今回はオンラインで話をする場合の話し方のポイントを幾つかご紹介します。

★ 高めの声でテンションを上げて話す
オンラインで話す場合、ディスプレイが目の前にあるので近くの相手に話すような低い声でおとなしい話し方になりがちです。しかし、その話し方では力強さが感じられず説得力のある話になりません。相手に訴えかける話をするためには、少し高めの声でテンションを上げて話すことが必要です。自分しかいない部屋でテンションを上げるのは何とも不自然な感じがして難しいかも知れません。しかし、何度か録画を取って自分の話す姿を確認しながら練習すれば次第にできるようになります。ぜひチャレンジしていただきたいと思います。
★ 少しカメラから離れて座る
オンラインではカメラを見て話すことで、相手は自分の方を見て話してくれていると認識します。しかし、話しているとどうしても相手の表情が気になるのでディスプレイの方を見ることが多くなります。できればディスプレイを見ていても相手が自分の方を見ていると思ってもらえるといいですね。そのためには少しカメラやディスプレイから離れて座るとよいでしょう。離れて座ると近づいて座るときよりも目線の動きは小さくなります。ディスプレイを見ても自分の方を見ていると思ってくれます。但し、「ここが一番大事なのでよく聞いてください!」など、ここぞという時には少し前に出てカメラにしっかりと目線を合わせて話してください。そうすることで、話にメリハリができ、説得力がでてきます。
また、カメラに近づきすぎると顔が不自然にアップになり、顔全体の表情がわからなかったり相手に圧迫感を与えたりします。これも見ている日とには無神経な感じがして印象は良くありません。適度な距離を保つことで顔全体がバランスよく写り、相手にも好印象を与えることができます。
★ 明るい表情で音調豊かに話す
オンラインではリアルと比べて、話し手の表情はわかりにくいです。リアルだと表情で話し手の感情がわかりますがオンラインではそれがかなり希薄になります。それをカバーするためには声で感情を表現することがとても重要になります。できるだけ声に自分の感情を乗せて話しましょう。そのためには少し演じている感覚で大げさに話をするとよいでしょう。話に迫力が出て説得力が倍増します。
ところで、そうは言っても相手には見えているので表情にも気をつけたいところです。できるだけ口角を上げて明るい表情で話すことを意識しましょう。
★ 聞き手にも協力してもらう
オンラインではリアルに比べて聞き手の反応が圧倒的に薄くなります。うなずく人はまれで無表情で聞いている人がほとんどです。これは話し手にとってすごく話しにくい状況です。従って、可能であれば「皆さんの反応をみながらできるだけわかりやすいお話をしたいと思います。うなずいたり、よくわからないという表情をしてもらえると助かります」と事前にお願いしておくのも一手でしょう。
オンラインでは話し手の熱量が伝わりにくく、説得力が弱くなるので上のことを意識するのがとても重要になります。
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