私は、緊急事態宣言発令以降、出社するのは3営業日に一度になり、在宅勤務が多くなっています。
家にばかりいると運動不足になるので、時々、3密に気をつけながら、1時間くらい家の周りを散歩しています。
いつも同じところを歩いていても飽きてしまうので、できるだけ違う道を歩くようにしています。
すると、この散歩は、話の材料を集めたり、色々な気付きを得たりするのに、なかなか有効だということに気付きました。
今回は、散歩も含めて、いつもと違う行動をしよう、というテーマでお話します。

まず、散歩をすると、話の材料=ネタが自然に得られます。
私は、今の家に20年弱住んでいます。
しかしながら、改めて1時間で往復できる距離を歩いてみると、意外に知らないところがいっぱいあることに気づきました。
今まで足を運んだことのない方角には、家から歩いて15分くらいのところに大きな道路があり、洋服や焼肉屋のチェーン店が軒を連ねています。
こんなところにお店が集まっているなんて、と改めて驚きました。
自分の家の周りに何があるのか意外に知らない、ということ自体、話の材料になりますね。
また、歩いている途中で、道の端に置いてあるベンチに年配のご夫婦が座っていました。
おだやかな笑顔でお話をされています。
その様子を見ていると、こちらの気持ちもおだやかで明るいものになりました。
このことから、笑顔は人の気持ちを明るくする、という話の材料が手に入りました。
このように、観察しようという意識を持って散歩をすると、色々なことが目に止まります。
それに自分の意見や感想を加えると、日常会話やスピーチの材料になります。
また、散歩をしていると、頭にふっと新たな考えやアイデアが浮かぶことがあります。
例えば、一昨日歩いていて、ふと、妻との会話でいつも気になっていることについて考えました。
テレビで、年齢よりも若く見える人が出てくると、私は「何だかこの人、若々しくていいね~」などと言います。
そういうと、私の奥さんは必ず、「ああ~、この人きっと顔に注射とか色々やってるのよ~」というようなことを言います。
私は「そんなこと言わなくても・・・」と思っていたのですが、歩いていて、ふと、妻にこういうことを言わせているのは私なんだ、ということに気付きました。
もしかすると、私の奥さんは、
「この人と違って私は年齢通りの顔になっていくのよ、この人とは違うのよ。」
ということが言いたかったのかも知れません。
無神経なことを言っていたかも知れないな、と密かに反省しました。
(私の取り越し苦労ならいいのですが・・・)
昔から洋の東西を問わず、哲学者や小説家はよく散歩をしていたということを聞きます。
散歩は何かを思いついたり、考えたりするのに確かにいいかも知れないな、と今更ながら気付きました。
このように散歩を始めてみると、今までいかに毎日同じ道を辿り、同じような生活をしていたか、ということを思い知りました。
同じことをやっていると楽なのでそのパターンはなかなか変えようとしません。
しかし、今回のコロナ感染によって、私たちは生活パターンを変えざるを得なくなりました。
そして、その結果、オンラインの会議は案外使える、とか、ハンコ文化を見直すべきだ、などの気付きが得られました。
そう考えると、平常時でも、いつもと違う行動を敢えてしてみる、ということは大切だな、と思いました。
散歩の話から少し飛躍したかも知れませんが、私も、いつもと違う行動をして新たな気付きを得ました。