目次

1.あがり症を自分だけで改善することは難しい

日本話し方センターの話し方教室を受講した人のほとんどは、

「以前よりも落ち着いて人前で話せるようになった」

と仰います。

そういう人に話を聞くと、

「ずっと前から人前で話すことが苦手で、何とかしたいと思っていました。

しかし、本を読んでも、何度人前で話しても、一向にあがり症は治らなかったんです」

といった話をされます。

どうもあがり症を自分だけで改善するのは難しいようです。

では、どうして自分だけで改善するのが難しいのでしょうか。

私なりに考えてみました。

2.適切なトレーニングができない

1つ目は、あがり症改善のための適切なトレーニングが自分だけではできないことがあげられます。

あがり症の改善にはトレーニングが欠かせません。

話し方はスキルですので、あがらない話し方や上手な話し方を頭で理解しただけでは改善しません。

その理解したことを、実際にできるようになる必要があります。

そのためには、トレーニングが欠かせません。

しかし、あがり症を改善するためにどこに注意して、どのようなトレーニングをすればよいか、自分だけではわからないと思います。

本を読めばトレーニング方法が書いてありますが、それが自分に合った方法とは限りません。

実際、話し方教室では、大きな声を出して話すことであがり症が改善できた人がいます。

また、話の内容を事前にしっかりと考えることで、以前より緊張せずに話せた、という人もいます。

人によって、あがり症を改善するポイントは異なります。

話し方教室では、話し方のプロである講師が、受講生一人ひとりに合ったアドバイスをします。

そのアドバイスの従ってトレーニングをすれば、あがり症は着実に改善します。

3.トレーニングが継続できない

2つ目は、あがり症を改善するトレーニングの継続が難しいことです。

自分だけでトレーニングをしていると、このトレーニングで良いか、確実に改善しているか、ということが判断できません。

そして、改善しているという実感が得られないので、トレーニングに対する意欲もなくなり、やがてやめてしまいます。

あがらずに話すというスキルを身につけるためには、トレーニングを継続的に行うことが必須です。

途中でやめてしまっては、元も子もありません。

一方、話し方教室では、受講生が毎回、人前に立ってスピーチを行います。

そのスピーチに対して、講師が良い点や以前よりも良くなった点を本人に伝えます。

実は、以前よりも良くなった点を自分だけで客観的に認識することは、とても難しいのです。

どうしても、「また言葉に詰まってしまった」「え~、という言葉をどうしても連発してしまう」など、できなかったところばかり意識してしまうからです。

しかし、講師に客観的に良くなった点を言ってもらえば、改善していることが自覚できます。

その自覚がトレーニングを継続しようという意欲につながります。

また、話し方教室には定期的に通わねばなりません。

こうしたスケジュールが決まっているイベントがあることも、継続できる要素になります。

4.手を抜かない

そして、3つ目のポイントは、適当なトレーニングで済ませない、手を抜かない、ということです。

自分だけでトレーニングをすると、適当な回数やって「まぁ、これでいいか」と思ってしまうことが想像されます。

しかし、これでは改善は限定的なものになってしまいます。

何事もトレーニングをする場合、「回数を自分で決めてはいけない」のです。

 

例えば、ゴルフを例に考えてみましょう。

ゴルフをやる人は世の中にたくさんいますが、上手といわれる基準である、1ラウンドを100打数以内で終える人は少ないです。

そういう人のほとんどは、大人になってからゴルフを始めた人です。

一方、大学時代にゴルフ部に所属していた人は、私の知る限り、ほとんど70〜80以内の少ない打数でラウンドしています。

私は「彼らは大学時代に時間をたっぷりとって練習したから上手いんだろう」と思っていました。

しかし、最近は少し違うな、と思っています。

彼らは、練習でボールを打つ回数を自分で決めていないのでは、と思うのです。

コーチや先輩に決められた練習量をこなすまでボールをひたすら打ち続けているのです。

でも、我々アマチュアゴルファーは、自分で「こんなもんでいいだろう」と思うところで練習を止めてしまいます。

だから、うまくならないのでは、と思うのです。

 

話をあがり症改善に戻しましょう。

話し方教室では、スピーチ実習の準備として、原稿を作った後、声出して最低30回以上練習するようお願いしています。

これを着実に実行する受講生は、確実にあがり症が改善し、人前でも魅力的な話し方で堂々と話ができるようになります。

決められた回数を、手を抜かずにトレーニングすることで、あがり症は改善できるのです。

5.効果的な話し方のトレーニングを行いましょう!

今回お話したように、話し方のトレーニングでは声に出すことがとても大切です。

繰り返し声に出して練習することであがり症も改善されていきます。

ベーシックコース2日間集中コースでは、話し方のプロである講師が、受講される方一人ひとりに応じた適切なアドバイスを行っています。

受講される皆さんの話し方が確実に改善しています。

その効果をぜひ受講者の声でお確かめください!