目次
1.あがりを抑えて話す
皆さんは、結婚式でスピーチをしたけど、あがってしまって上手く話せなかった、という経験はありませんか?
また、研修やセミナーで大勢の人を前にして話した時、緊張してしまい頭が真っ白になってしまった、という経験はありませんか?
ベーシックコースに参加している人に「今まで人前であがった経験はありますか?」と聞くと全員が「あがった経験がある」と答えてくれます。
「人前であがるのは自分だけ」と思っている人が多いようですが、実はほとんどの人があがり症なのです。
あがっているように見えない人は、緊張をうまく押さえ込んでいるだけです。
つまり、緊張することは、人間の本能であり、だれでもあがって当たり前なのです。
ベーシックコースや2日間集中コースでは、あがり症を抑えて(=コントロールして)人前で話ができるようトレーニングを行っています。
あがる原因は人によって様々です。
場慣れしていないからあがる人もいれば、うまく話さねば、と自分を追い込んであがってしまう人もいます。
各コースの講師は、あがり症を抑えて話しができるよう、受講生一人ひとりに応じたアドバイスをしています。

2.人の顔を見て話す
ところで、前回のブログで、話す際は相手の顔を見ることが大前提だという話をしました。
その中で、聞いている人の顔を見て話すと、あがりを抑えて話すことができると書きました。
前回のブログの趣旨は、説得力のある話をするためには聞いている人の顔を見て話すことが効果的だ、ということでした。
今回は、その中でも人の顔を見て話すとあがり症を抑えて話す効果があることを、少し掘り下げて述べたいと思います。
その効果は主に3つあります。
3.大勢の人の目を意識しなくてすむ
効果の1つ目は、大勢の聞き手の目を意識しなくてすむことです。
人前に立つと、自分を見ている大勢の聞き手の目に恐怖を感じます。
そして、その多くの目に無言の圧力を感じて、あがってしまいます。
この圧力を感じないようにするためには、多くの目を意識しないようにすればよいのです。
話を聞いている人のうち、一人だけを見て話せば、たくさんの人の目を気にしなくて済みます。
但し、ずっと同じ人の顔を見て話すと、他の聞き手が
「自分のことは無視しているのか」
と思い、話に集中してもらえなくなります。
これを避けるために、一人の人の顔を見て一文節話したら、次の一文節は他の人の顔を見て話します。
そしてまた一文節を話し終わったら、別の人の顔を見て話します。
これを繰り返すことで、全体を見ながら話しているようになり、多くの聞き手を惹きつけることができます。

4.落ち着いて話せる
2つ目の効果は、落ち着いて話せることです。
聞いている人が大勢いる、と思うと、口調は自然に演説口調になります。
そうすると、余計なところに力が入って呼吸が乱れたり、口が上手く動かなかったりします。
その結果、つっかえたり言い間違えたりしてしまいます。
余計にあがってしまいます。
しかし、1人の人を見て話すと、その人に話しかけるように話すことができます。
普段の日常会話と同じような感覚で話すことができます。
普段通りの話し方ができると、大勢の前でも少し落ち着いて話すことができるのです。
5.励まされる
そして効果の3つ目は、話を聞いてくれる人を見ると大きな励みになることです。
顔を見て話す人を選ぶ際は、できるだけ笑顔で聞いてくれていたり、うなずきながら聞いてくれたりしている人にしましょう。
笑顔やうなずきは、人前で話している人にとって、とってもありがたい存在です。
「ああ、自分の話を熱心に聞いてくれている。この調子で話していいんだな」
と非常に励まされます。
話す人にとってこの安心感は、落ち着いて話す上で絶大な効果があります。
できるだけ共感的に聞いてくれている人を選んで、その人を見て話すようにすることで、緊張を和らげることができるのです。

6.あがり症を治すトレーニングをしましょう!
人前で話す際は、ぜひ一人の顔を見ながら話してください。
但し、あがり症の人にとって、これは簡単なようでなかなかできないことなので。
もちろん、意識しながら自分だけでできる人もいますが、多くの人はある程度場数を踏む必要があります。
そのトレーニングの場として、ぜひ日本話し方センターのベーシックコースや2日間集中コースをご活用ください。
これらのコースでは、人の顔を見て話すこと以外にも、あがり症を克服して人前で堂々と話すことに効果的な、様々な知識とスキルをお伝えしています。
そして、話し方のプロである講師が、それぞれの受講生の状況に応じて改善アドバイスを行っています。
その成果は多くの受講生に実感いただいており、
「話し方を改善して人生が変わった!」
と言っていただくことも珍しくありません。
ぜひ受講者の声をご一読の上、ご受講ください!