ベーシックコースの受講生が改善したいと思っていることの一つに、
人に話しかけるのが苦手だし、会議でも自分からは発言できない
ということがあります。
実は、私も自分から人に話しかけることは苦手な方なので、このような方々の気持ちは、痛いほどわかります。
しかし、そうした私でも、最近は以前と比べると、人に話しかけることへのストレスが少なくなっています。
そこで、今回は、日常で人に気軽に話しかけたり話したりするための方法について述べたいと思います。

目次
1.人に話しかけられないのはあなただけではない
- 気軽に人に話しかけることができない
- 少人数や1対1で話す場合でも緊張してしまう
- 言葉が出なくて気まずい思いをする
という人は、私の周りにもたくさんいます。
全12回のベーシックコースの受講生も、教室がスタートして間もない2回目くらいまでは、休憩時間に雑談する人は少なく、ほぼ全員が黙ったままです。
こうした場面で話をしないのは、話し方のテクニックの問題ではありません。
大きな要因としては、
- 人に話しかける勇気が出ない
- 話す話題がない
ということがあると思います。
このうち、ここでは、「人に話しかける勇気が出ない」ということに絞って話を進めます。
因みに、話す話題がない、ということについては、ベーシックコースでも、「話の材料を集めよう」という講義を行っています。
興味のある方はぜひ無料体験教室にご参加ください。
例えば、同じ職場で顔見知りだけどそれほど親しくはない人と、エレベータを待っているとします。
そうした場面で、
「今日は一段と暑いですね~。この暑さ、しばらく続くようですよ」
と当たり障りのない天気の話なら、やろうと思えばできるはずです。
でも、実際には、多くの人がそういう人に自分から話しかけることができないでいます。
それは、積極的に話しかける、という気持ちが、どうしても持てないからです。
そして、気まずい沈黙にじっと耐えている、ということになるのです。
私も過去、そういう思いを幾度もしてきました。
「人に気軽に話しかけられたら、どんなに良いだろう・・・」
今は、そうしたことを思うことはほとんどなくなっています。
それは、次に述べる2つのことを、できる限り実行したからです。
話すことに積極的になるためには、自分から話しかけよう、と思うような行動を習慣にして継続することが肝要です。
それらは、決して難しいことではありません。
少しの勇気を出せば、できるものです。

2.大きな声で挨拶をする
その習慣の1つ目は、大きな声で挨拶をすることです。
顔見知りの人と出会った時に、少しだけ気恥ずかしさを我慢して、その人に挨拶をしてみましょう。
相手の顔を見て、相手に聞こえるように
「おはよう!」
「こんにちは!」
「お疲れさま!」
と挨拶をしてみてください。
朝、起きてから家族にするのもよいでしょう。
また、出社して職場の人にするのもよいでしょう。
コンビニで商品を受け取った時、店員さんの顔を見て「ありがとう!」と言うのもいいでしょう。
どれも最初に行う時はかなり勇気がいります。
しかし、一度でもやってみると、二度目からはかなり心理的ハードルは下がります。
そんなに抵抗なくできるようになるのです。
従って、とにかくやってみることが大切なのです。
なお、挨拶しても相手から返事が返ってこないことがあるかも知れません。
でも、ガッカリする必要はありません。
「それでもいい」と、割り切ってください。
そして、その挨拶を1週間でいいので。続けてください。
1週間後には、挨拶をすることにかなり抵抗感がなくなっているはずです。
その分、人に話しかけることへの心理的ハードルも下がっているはずです。
3.はっきりとした声で返事をする
習慣の2つ目は、名前を呼ばれたり返事を求められたりした場合に、「はい!」とはっきりと返事をすることです。
病院で名前を呼ばれたり、会議で「ではこれで宜しいですか?」と議長が出席者に問いかけた時などに、「はい!」と返事をしてみましょう。
残念なことに、これらのタイミングで「はい!」と返事をする人はほとんどいないので、最初はかなり気恥ずかしいと思います。
一度目は、少し小さめの声でもいいでしょう。
続けていれば、だんだん大きな声で返事をすることに抵抗がなくなっていきます。
そして、同時に、人に話しかける心理的ハードルが確実に下がってきます。

4.積極的に話す場に身を置いてみませんか?
今回、述べたことは、日本話し方センターのベーシックコースの受講生の多くが、実際に実行していることです。
そして、その結果、
「人に話しかけることが苦でなくなった」
「人と話すのが楽しくなった
「話すことに積極的になれた」
という方が少なくないのです。
先に述べたように、私自身も、これらを実行していくうちに、人に話しかけることへの抵抗がかなり少なくなりました。
ぜひ人と楽しく話がしたい、と思われている方は実行してみてください。
ところで、日本話し方センターのベーシックコースでは、受講生が教室の前に立って2分間のスピーチを行っています。
これを続けていくうちに、
「話すことやそれ以外のことにも積極的になれた!」
という人が数多くおられます。
今回ご紹介した挨拶や返事は、自分だけでやろうとしてもなかなかできないかも知れません。
そういう方は、ベーシックコースを受講して、積極的に話す場に自身の身を置いてみてはいかがでしょうか。
同じようなお悩みを持たれている方と一緒にご自身を変えたい、と思われている方は、ぜひベーシックコースをご受講ください!